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あらすじ用語集
ジェイル

物語のはじまり

ジェイルは突如として地上に飛来し、大地を陥没させた生命体である。
地下666メートル下に巨大な監獄を作り出し、監獄の周囲は、急で険しい崖が囲んでおり脱獄は不可能とされている。
ジェイルは、監獄でありながら生きており、ジェイルの中央にそびえる塔を地上へと成長させ、脱獄を目指すことが人々の唯一の希望となっている。
地下監獄ジェイル全体図

生命ある監獄「ジェイル」について

難攻不落の生きる監獄、『ジェイル』が生きてると言われる所以は、三大欲求を満たすことで成長するからである。
この欲求が満たされることで、監獄塔は上へ上へとまるで"白い月を目指すように"成長をしていく。

そしてその三大欲求を満たすのは……『収容されている人間(生物)』。
収容されている人間は三大欲求を満たすために日々不可解な拷問を強いられている

食欲:人間を切り刻み、出血させをジェイルの食欲を満たす
   ※メルヒェンの血でも可能だが自らを傷つける理由はない
性欲:ジェイルの壁を満遍なく「舐める」ことで性欲を満たす
睡眠欲:人間の叫び声が子守歌になり睡眠欲を満たす。

その収容された人間達を管理しているのが「メルヒェン」「ナイトメア」である。
地下監獄ジェイル内のエリア
メルヒェン達の拷問

ジェイルの看守メルヒェン・ナイトメアについて

ジェイルには周りの無機物・生物を「擬態化」させる能力がある。
周りを擬態化させることで自らの都合のよい環境や自らを成長させる「生物」を作る。
その生物が「メルヒェン」であり「ナイトメア」である。
メルヒェン・ナイトメアの造形は「擬態された素材の造形」、そして「ジェイルの種が落ちた場所の"想い"や"願い"」を反映したものになる。

■メルヒェン

ジェイルが擬態した「想いのある無機物」「有機物」が『メルヒェン』になる。
メルヒェンにはっきりした意思はなく、上位互換のナイトメアの命令に従う。
基本的にジェイルを育てるために人間(生物)を捕まえ、養分にすることを本能としている。
戦闘力は肉食獣程度で、人間が一斉に攻撃すればなんとか殺す事ができる。
地下監獄にいる「童話」に関係してるメルヒェン

■ナイトメア

メルヒェンの上位互換のような存在で幼児程度の知能がある。
更なる強い想いを持つ生物が擬態化された姿と言われている。

メルヒェンよりも戦闘力が非常に高く、ジェイルから直接栄養を常に受けているため、部位を破損させてもすぐ再生する。 つまり無敵である。
不死性を無効化するにはその栄養を送っている"源"を断たなければならない

基本はジェイルを育てるためにメルヒェンを従い成長させようとするが、中にはその本能を持ちつつも、他の事に理性が働いているナイトメアもいる。
それぞれのナイトメアはその擬態した想いを強く反映している

ジェイルとは「テオフィルの種が育った植物」

「ジェイル」とはそもそも宇宙からやってきた「テオフィル」と呼ばれる植物であった。
本来の効能としてはテラフォーミング用の救荒植物であり、違う星の植物に寄生し擬態することで、遺伝子情報を解析・改ざん・複製し、自身を異星人にとっての可食物に改良するよう作られているものであった。

テオフィルを開発したのは、地球から遠く離れた、滅亡の危機に瀕したとある星の知的生命体だ。
テオフィルの種を持って滅びゆく母星を脱出し、先住民のいないちょうどいい星を見つけたら、種を植えてその星を自分たちが住めるように開拓する予定であった。
しかし不幸にも、彼らの宇宙船は隕石に衝突され、地球という星に墜落した。

そして、その地球に落ちたテオフィルの種が変質しその星の自然、人工物、生物のすべてに、手当たり次第に寄生し「ジェイル」となった。

テオフィルには雄株と雌株があり、繁殖も可能である。
その雄株が「監獄塔」雌株が「白い月」として存在している。
このテオフィルの種から物語が始まる
血式少女
生命ある監獄「ジェイル」にて、極稀に生まれる少女。
通常の人間よりも身体能力に優れており、各々に特殊な能力がある。

地下監獄にいる彼女たちの名前には全て「童話」が関連しており、実際の思考や嗜好さえも本人の名前由来の童話が関連している。

その正体は妊婦がメルヒェン化し、その後生まれてくる子供。
メルヒェンと人間のハーフのような存在。

地上にも同様の"血式少女"のような存在がいるかは……不明。
血式少女は多数いるが、現状血式少年はジャックのみ
悪食の監隊塔

空高く浮遊する「悪食の監隊塔」

紆余曲折あり、無事地下666メートルの地下監獄から脱獄してきたジャック達が地上で見る"超巨大監獄塔"

地下の監獄塔とは比べ物にならない大きさになっており、その周りにはいくつかの「管」が見えており、何かと繋がっているように見える。

本来監獄塔の上にある「白い月」がなく、その上部には「本物の月」が見える。
移動監獄「悪食の監隊塔」
地上

現在(いま)の地上

ジャックたちが地下で憧れ、無事到達した場所。
そこには数千人の死体と崩壊寸前の景色が見えていた。
本作はこの地上に降りたった時から物語が始まる

今回の監獄塔

本作の監獄塔は処刑台少女(ジェノサイド・ピンク)により、支配されており、それぞれの「処刑器具」や「処刑場所」を想起するような場所となっている。
また何者かにより監獄塔内は分割されており、簡単には人間達が踏破できないようになっている。
彼女たちの「血式リビドー」は"殺す"ことのみ
キャンプ地
処刑台少女(ジェノサイド・ピンク)の猛攻により、バラバラになった血式少女・地下監獄住民が作った活動拠点。
その探索している監獄塔ごとに新しくキャンプ地を制作している。
常に安全ではない場所だが、強化や仲間たちとの繋がりを感じられる場所。
本作の拠点となるキャンプ地