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Story

99%のバッドエンドを潜り抜け、バグに侵食されたゲーム「World's Odyssey」からログアウトせよ
ゲームプログラマー・水梨新の元に届いた一通のメール。
差出人は、一年前、行方不明になったゲームディレクター・二ノ宮しいな
彼女はかつて新とともに完全仮想現実を実現したゲーム
“ワールズ・オデッセイ”の開発を行っていたが、失踪をきっかけに開発は中止される。

この不可解なメールは、存在しないゲーム“ワールズ・オデッセイ”の中に
失踪した二ノ宮しいながいることを示していた。
ネットワーク上には削除されたはずのプログラムが復元されており、新は解析を試みる。
プログラムは原型をとどめないほど書き換えられており、バグだらけとなった世界には、
しいながたったひとりの“プレイヤー”として存在していたのだった。

新はしいなと接触を図り、このゲームからログアウトできないことを知る。
そしてふたりはその手がかりを探し、心を持つNPCたちや現実にいる同僚たちとともに、
ゲームの“内”と“外”から攻略を進めていくこととなる……。

しかし、その先には
現実をも巻き込む事態が待ち受けるのであった。

World

バグに浸食された世界
意識の完全投影を実現し、夢と冒険の王道ファンタジーとして
開発されていたVRMMORPG「ワールズ・オデッセイ」
ゲーム開発会社エニグマが総力を注ぎ込んだ大規模RPGであったが、
ディレクターである「二ノ宮しいな」失踪をきっかけに、開発が中止となる。

それから一年後、突如として、ネットワーク上から削除されたはずの
「ワールズ・オデッセイ」があらゆる【バグ】に侵食された状態で復元される。
「蟲」として具現化された【バグ】は人、物、モンスター、
ありとあらゆる物質に寄生し、ゲームの世界を崩壊させていた。
【バグ】は不可解な現象を多数生み出しており、
「意志あるバグ」「人の心を持ったNPC」
「存在し得ないキャラクター」
など
様々な謎と狂気に満ちた世界へと変貌させている。
©2020 COMPILE HEART
コンパイルハートガラパゴスRPG
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Death end re;Quest(デス エンド リクエスト)