食欲第一、傍若無人、自信過剰の主人公。剣の腕だけは立つ。
裏表のない正直ものだが、
それゆえに思った事を言ってしまうため口が悪い。
ふとしたことでアリンのフェンサーとなり、
彼女の記憶を取り戻すためフューリー集めをすることになるが……

ファングの相棒となる記憶喪失の妖聖。
剣の腕が立つ一方イマイチ常識に欠けるファングに対しては
複雑な感情のようで、よく喧嘩になる。
ただし、ファング以外に対しては極めて常識的。

一見清楚なお嬢様。
ただし性格は打算的で時に手段を選ばない、腹黒い部分も。
罵られることに快感を覚える特殊な気質がある。
自身の、とある秘密のためフューリーを集めている。
ふとしたことでファング達と知り合い、
彼らを利用しようとすることで物語が動き出すことに……

ティアラのパートナー妖聖。
言葉はしゃべらないが、ティアラとは意志疎通が出来る。
「キュイキュイ」と鳴く。

妖聖研究家。また自身もフェンサーである。
研究に没頭するマッドサイエンティストで
造詣が深く頼りになる半面ズボラで生活能力は0。
サバサバした性格の大人の女性で、自覚のないままお色気を撒き散らす。
パーティーに新たに妖聖が加わるたび、彼らに調査と称して、
セクハラまがいのあんなことやこんなことを迫っており恐れられている。

ハーラーのパートナー妖聖。
強面だが、家事や炊事など非常にマメにこなす。
面倒見のいいオヤジ型妖聖。
特に彼が作る料理、スイーツはどれも完成度が高く、
パーティの胃袋を一手に担う。

よくわからない、正体不明の謎の生き物。
頭に剣が刺さっているのだが、健康上の影響は無いらしい。
やや年寄りくさいところがあり、説教くさく、話が長い。
だが極めて常識人。
この生き物の生態系は分かっておらず、人間のそれと同じかは不明。
パピンとは親子の関係のようだ。

ピピンのパートナーである人間型妖聖。
執事の様な服装をしており、実際ピピンの執事のように振る舞う。
その容姿から、彼がフェンサーでありピピンが妖聖であると間違われる。
ピピンの父親(?)であるパピンとの面識もあるらしいが…

ファングに襲い掛かってくるフェンサー。
とあるフェンサー養成機関で育てられた、
無口で、マシーンのような残虐な少女。
パートナーの妖聖、果林が彼女の言葉を通訳している。
願望はなく、フェンサーの戦いそのものが目的である。

エフォールのパートナー妖聖。のんびり屋さんでおっとり。
「殺」しか言わないエフォールの代弁者。
ただ殺伐としたエフォールの言動は
あまり快くは思っていない模様。

世界平和が願いであり、悪者の手にフューリーが渡るの防ぐために
フューリーを集めている正義のフェンサー。
繊細で、詩人っぽく、美しいこと語る。
いちいち言うことが洒落ており、例えがうまい。
そのためファングとはウマが合わない?
悪を極端に憎むその姿勢は過去に原因があるようだが…

シャルマンのパートナー妖聖。
真面目で堅物な性格のロボット型の妖聖。
若干頭が固く融通が利かない。

大企業「ドルファ」に所属するフェンサー。
鎌型のフューリーを使用する。
人情家で熱血漢。お調子者でやかましいほど。
とある地方の独特の話し方をする。
行動を共にするドルファの幹部・ザンクのやり方に抵抗を感じている様子。

ガルドのパートナー妖聖。
のんびりとガルドの世話を焼く女性型妖聖。
まるで彼の母親のように振る舞う。それも過保護気味。

ドルファの四天王のひとりであるが、戦うことは滅多にない。
他の幹部と花形やバーナードと四天王たちの調整役で、まさに中間管理職。
会社と女房、子供の生活を守るためにその身を粉にして働いているが
パートナーのビビアの格好が誤解を呼び家庭での地位は低い。
中年の悲哀を一身に背負った愛すべき中年男。

パイガのパートナーで、ネズミのような大きな耳を持つ女性型妖聖。
よくパイガをからかうような発言をするが、なんだかんだで信頼し合っている。
…が、彼女の過激な格好のせいでパイガはいわれのない被害を被っている。

ファング達と敵対することになる大企業
「ドルファ・ホールディングス」の幹部の一人。
ドルファが新たな秩序を作り、
人はそれにより統治されるべきと考えている。
その一方では孤児院経営などの慈善事業を行っている。
自身も高い戦闘力を持ったフェンサーで、
相棒は猫とコウモリを足したような妖聖、クララ。

マリアノのパートナー妖聖。
丸くて、小さくて、ふわふわ飛んで、
さもマスコットのような妖聖……と思いきやとんでもなく口が悪い。
マリアノに敵対する者は「下等生物」呼ばわりするように虫けら扱い。
子供が近寄ったらいろいろ危険な妖聖。

ドルファの重役で、花形の補佐官。
自身もフェンサーで非常に高い戦闘力を発揮する。

バーナードのパートナー妖聖。
人間型女性だが背中には羽が生えている。
まさに「秘書」と言った感じで、感情はほとんど表に出さずに着々と任務をこなす。
バーナードには絶対の忠誠を誓っており、
またフェンサーと妖聖の関係以上の感情を抱いている。

ドルファの四天王。フェンサー。
とにかく残虐で血に飢えて戦いを好む。
肉体的にはもちろんだが、精神的に人間破壊することに最も愉悦を感じる。
その行動はドルファからも問題視されており、所属している事実は秘密である。

ザンクのパートナー妖聖。人間の女性型。
似た者同士と言うことか、彼女も悪行に関して何ら枷が無い。

ドルファの四天王、フェンサー。
武士道に生きる孤高の剣士で、日々修業に明け暮れている。
正々堂々とした「死合い」を好んでおり、
そのため性格が間逆なザンクとは仲が悪い。

アポローネスのパートナー妖聖。
巨大なドラゴンの姿をしており、自身の戦闘能力も高い。
人の言葉は話せないが、
パートナーのアポローネスとは意志の疎通ができているようだ。
この歳にして便利屋、情報屋を生業としている。
守銭奴で、色々な物を売りにやって来る。
その情報源はどこから来るのかなどは企業秘密らしい。
フェンサーとしての素質が無く
ドルファをリストラされたところをマリアノに拾われた以後、
彼女の親衛隊長となる。
マリアノを心から崇拝し、彼女のために命を投げ出すことも厭わない。
企業『ドルファ』の社長にて、首領。
ドルファは優良企業である。
孤児院の運営など、社会貢献にも力を入れている。
だが、その裏で、『フューリーを集める』という闇の面を持つ。
邪神を復活させ、ドルファの理念が支配する世界を作るのがその目的であり、
企業=ドルファが神となることを望んでいる。
ドルファに所属するフェンサー・アポローネスの妹。
戦いに身を投じる兄を心配する優しい娘。
ふとしたことからファングと出会い、
その後の彼に大きな影響を与えることとなる。
年齢不詳、性別不詳。ピピンと同じ種族の生物。
ピピンは親父殿と呼んでいるが、本当に親子かは不明。
やたらと時代がかった口調で、秩序を重んじる凄腕の剣士。
剣の道を追求するあまり、修羅道に墜ちてしまった。
シャルマンの監視役としてジュヌーンが送り込んだ女。
シャルマンいわく、見た目が死んだ姉に似ているらしい。
当初はジュヌーンに従順な下僕だったが……
謎の組織「セプテリオンクラブ」の幹部。
常に高飛車で芝居がかった物言いをする。
市民には超高額ワインを、
ローンを組ませてまで売りつけるという活動をしている。
単なる商業活動なのか、それとも…?
ジュヌーンを代表とするセプテリオンクラブに所属する「殺し屋」。
29歳男。厭世家で、口を開けば早く死にたいと言っている。
ジュヌーンとはかつて恋愛関係にあったらしいが、
本人たちはそれを認めようとはせず、たえず罵倒し合っている。