<「Rogue」とは>

あなたが電子メールのアドレスをもっていたら、きっとその文字列の中に
「@」という記号が入っているはずです。
「アットマーク」という読み方も一般的になってきたこの記号が、かつてロールプレイングゲームの
主人公だったと言ったら、あなたは信じるでしょうか?
そのゲームの名は「Rogue(ローグ)」。
1980年頃。コンピュータは今のようにパーソナルなものではなく、主に研究機関や大学など、
一部の限られた人しか触ることが出来ませんでした。
彼らが使うコンピュータには、息抜き用、あるいは、キーボードという特殊な
(今では誰でも知っている)入力装置に慣れてもらうため、いくつかのゲームが入っていました。
「Rogue」はそんなゲームの中のひとつでした。

当時のコンピュータは、文字と数字と記号しか表示することが出来ませんでした。
だからローグに登場するものはそれらで表現されていました。
例えば、飲む事で体力回復や強さを増す事が出来る薬は「!」、ヨロイや鎖かたびらは「 ] 」
襲い掛かってくるモンスターも「B」ならコウモリ。BATのBというわけです。
その他、「T(トロル)」「C(ケンタウロス)」「D(ドラゴン)」という風にアルファベットで
表記されていました。

そんなローグを過去のゲーム性や魅力はそのままに、
記号ではなく、グラフィックをあてはめることによって生まれ変わったのが
本作『ローグ ハーツ ダンジョン』です。

ローグやこういったタイプのゲームを遊んだことのないプレイヤーでも安心して
プレイできるようにガイドメッセージ機能を搭載しています。
プレイ中に説明メッセージが表示され、プレイしながらにしてゲームシステムを
理解することが出来ます。

また、プレイするダンジョンは毎回入る度に変化します。ダンジョン内には武器、薬、食料、
そして魔法の杖や巻物などいろいろなものが落ちています。ただ、使ってみるまでその効果が分かりません。
自分に使ったり、モンスターに向かって投げつけたり、使い方は様々。
そして、その用途によって、1つの同じアイテムでも効果が異なります。

これらをうまく使い、ダンジョンの最下層にある目的アイテムを入手し、
再び地上に帰還することがゲームの目的です。

ゲームクリアまでに、入手する目的のアイテムを3段階でご用意しています。
(徐々に難易度がアップされます。)
1番最後の目的は、「ローグハーツ」を探し出し、それを持って
また地上に帰還することです。

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(C)2007 COMPILE HEART/PLOPHET
監修 太田純