20XX年
ゲイムギョウ界は、マジェコンヌの脅威に晒された。
ショップは枯れ、クリエイターは餓え、あらゆるギョウカイ人が絶滅したかにみえた。

かつては、無法世界とは隔絶されたゲイムギョウ界であったが、
マジェコンヌ登場以降、人々のモラルは低下の一途を辿り、
ざっくりと見た感じ、小学生の8割はマジェコンヌを崇め、
むしろ親がマジェコンヌを邪教と知りつつ子供に推奨し、
取り締まるべき政府もなぜかスルーしまくりで、
とにかくゲイムギョウ界はもう滅茶苦茶で、
もはや、そこらへんの民度の低い無法世界と同じレベルにまで
落ちぶれ果てたのであった。

そして、力尽きた者は次々にギョウカイ墓場へと送られ、
永遠に暗闇をさ迷うのである。
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